名古屋遠征①

植田です。

今回は、新見小晴と丸山晶帆が出場している「東海愛知オープン」が行われている愛知県名古屋市に来ています。今大会は国内では少なくなってしまったレッドクレーコート(赤土)での試合という事で、少し早めに現地に入って調整を行いました。

そして今日はシングルスの1回戦が行われました。新見はシードが付いたため1回戦はなかったので、丸山だけの試合でした。

1stセットは緊張しすぎたのかショットが安定せず、相手が優勢のまま試合が進み2-6で落としてしましました。徐々に丸山の動きがよくなってきた2ndセットはブレーク合戦。ほとんどのゲームはレシーブ側がゲームを取って、そのままタイブレークに突入。ここでは丸山が高い集中力を発揮して相手を一気に突き放し、7-2で奪ってファイナルセットへ。

ファイナルセットは完全に丸山のペースとなり、どんどんリードを広げてゲームカウント5-1。しかしあと1ゲームが遠かった。徐々に相手が盛り返し、気が付けば5-4。ここで問題発生。丸山はラケットは4本持ってきていたのですが、昨日の練習で1本ストリングが切れ、今日の試合の中で既に2本切れており、そしてこの場面で最後の1本も。手持ちのラケットがなくなってしまった丸山は観戦していた新見にラケットを借りて試合続行。5-5に追いつかれるもなんとか6-5にしてポイント40-40。今大会はノーアドバンテージ方式のため、丸山にとってはマッチポイント。しかし攻め急いだ丸山のボールがベースラインを超えてしまい、またもやタイブレークに。ここからは完全に息を吹き返した相手が攻撃に転じ、防戦一方のままゲームセット。2-6,7-6(2),(2)6-7というスコアで残念ながら負けてしまいました。あと1ゲーム。あと1ポイント。あと1球。道具の準備。丸山にとっては学ぶことの多い試合だったと思います。そしてとても大事な経験ができたと思います。

さて、明日は新見の2回戦と3回戦が行われます。クレーコートでの1日2試合はなかなかタフですが、しっかり頑張ってくれたらと思います。

 

記事が気に入ったら「いいね!」お願いします!

いいね! 12

share

follow us